積丹半島を巡る
7月11日
札幌駅から朝8時前のJRで小樽へ行きレンタカー借りました。
この時点、昨日の天気具合がまだ尾を引いている感じ。
小樽から積丹まではおよそ2時間弱、次の町があのマッサンで有名な余市です。
余市にはかっての会社仲間Hさんが定年と同時に移り住んでいます。
これまで二度訪ねたことがあります。
今回は残念ながら、この時期毎年行っている大雪山系黒岳の山小屋管理の仕事で不在、奥様もさくらんぼ園でのお仕事で不在とのこと。
余市はさくらんぼの名産地です。
Hさんからはそのさくらんぼを敷地内の一角に置いておきますので、是非立ち寄って旅の道中で食べてくださいとのお心遣いをいただいていました。
小樽からは三十分ほどで玄関前に到着。
かっこいい名札がうまく設置されていました。
指定された場所に行くと、沢山のさくらんぼが入った箱が置かれていました。
確かに受け取りました。玄関前で箱を持って撮りました。
ありがとうございました。
手入れの行き届いた菜園も見せていただきました。
丁度ジャガイモの花も咲いていました。
このような畑の管理は私には到底無理だと家内から言われました。
H邸を後に、岩がそそり立つ変化に富んだ海岸線を楽しみながら国道229号線を進み積丹半島に向かいました。
途中天気も次第に回復していき間違いなく積丹ブルーが見られると確信しました。
今日は時期を迎えた積丹ウニを食べることが積丹ブルーを観るのと同様に大切なテーマの一つなのです。
それもいつも口にしているムラサキウニではなく、希少価値のある旨みが抜群の"バフンウニ"を・・・。
バフンウニは数が少なく、いつも食べられるとは限りません。
事前問い合わせが必要なことから電話する。
何軒かの候補店の中から、一軒目は自前のウニを出すところなれど昨日のしけで獲れず休業、二軒目は既にバフン無くなる、そして三軒目で今来ればありますとのことで急ぐ。
到着したのが積丹町の日司にある漁師の店"中村屋"です。
部屋に通されメニューを見ました。
鰻よりはるかに高く、ムラサキウニの倍の値段です。
家内に言いました。僕はバフンにするのでムラサキにするか…即答あり、私もバフンに決まっているでしょ・・・・ここまで来てそらそうやなと変に納得して奮発する。
ばふんうにの"赤うに丼"が出てきました。
これが待望のバフンウニかと2人美味しい美味しいを連発してゆっくり味わいながらいただきました。甘さが濃くてこんなに美味しいウニは二度と味わえないかもね。
大満足の食事を済ませ、次のテーマである積丹ブルーを観るため、神威岬へと進みました。
神威岬の駐車場に着くころには天気もすっかり良くなりました。
駐車場から坂道を登っていくと"女人禁制の門"にたどり着きます。
岬の沖合は魔の海と称され、婦女子同伴で進むと海が荒れるとの迷信から江戸時代まで女人禁制であったとのこと。
門のはるか先に向かって尾根をたどるアップダウンの遊歩道が続きます。
あのダイヤモンドヘッドの登頂を経験している2人ですから何ら問題はありません。
往復1時間の行程です。
門をくぐってすぐ、左右に青い美しし海が広がって見えてきます。
途中休憩を挟みながら歩を進めました。
途中に遭遇したこの景色でまず一発目の"積丹ブルー"を目の当たりにしました。
尾根伝いに歩いてかなり進んできました。
振り返るとはるか向こうに女人禁制の門がポツンと見えます。
いよいよ岬の突端に到着しました。
"積丹ブルー" この風景が本日のハイライトです。
私たちのために天気も完全に回復してくれ見事な景色とブルーをとことん提供してくれました。
もう二度と訪れることはないでしょうから、しっかりと写真に収まりました。
また来た道を戻ります。
随分遠くまで行ったのだなと振り返りながら、そして急斜面のエゾカンゾウの花を鑑賞しながら進みます。
空も海もあくまで青く、期待通りの天気になったのですが、とにかく暑かったです。
2人頑張りました。
駐車場に戻り、いただいたサクランボ食べながら小休止。
小樽への帰途、余市にあるニッカウヰスキーの聖地、あのマッサンの余市蒸留所を訪ねました。旧竹鶴邸も訪ねました。
無料の試飲コーナーもありましたがジュースで我慢しました。
明るいうちに小樽に戻り車を返却。
小樽の町は何度も来ているので特別な散策はなしで、運河付近だけ散歩しました。
この付近ただただ中国語が飛び交い・・・・・。
この時点、日中とは一転して17度前後の肌寒い夕刻となり、そそくさと散歩を切り上げ商店街の中へ。
夕食は、小樽では寿司かなと当初思ってましたが、昼のウニに続いて寿司はあり得ないと、一転して地元の色んなおかず類をとり、名物の鳥のざんぎもいただきながらビール一杯で終わりとしました。
本日の二つのテーマを無事達成し、とにかく素晴らしい経験となり大満足。
明日は美瑛、富良野へ向かいます・・・・続く
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